なかむら建設では、従来、商業施設など大規模な建築物に用いられることの多かったCLTを、住宅及び小中規模建築で気軽に利用できないか、いち早く取り組んでまいりました。
銘建工業株式会社様のMNパネルの開発に協力し、日本初のCLT住宅を施工。MNパネルを構造用面材兼壁材として使用し、美しい木目を活かした内装に仕上がりました。
宮大工の流れを汲む伝統工法に加え、最新技術の研究も怠ることなく、木造建築に強いなかむら建設としてこれからも邁進して参ります。
CLTとは、Cross Laminated Timber の頭文字をとったもので、ひき板を繊維方向が直交するように積層接着したパネル板のことです。
欧米を中心に、マンションや商業施設などの壁や床として普及しており、日本では2016年にCLT関連の法律が整備され、CLTの一般利用がスタートしました。
CLTは構造躯体としての役割のみならず、断熱性や遮炎性、遮熱性、遮音性などにも優れることから、様々な効果が期待できます。
また、施工が簡易で内装工事の手間が省けるため、大幅な工期短縮が見込めます。